困った上司言動リスト
あるプロジェクトの余白部分で「困った上司言動リスト」を作りました。
「困った上司」のありがちな言動を、プロジェクトチームで議論して集めたものです。
冊子に載せたところ思った以上に反響があったのが記憶に新しく、最近でも欲しいと言われることがあり、紹介したいと思います。
反面教師として参考にしてください。
部下に任せられない(部下を信じて、託して、サポートするマネジメント)
- 「任せた」と言って、最終的に責任をとらないトラブル時に後ろから撃つ、逃げる
- 「任せた」と言って丸投げする
- 「任せた」と言うが、最終的には自分の意にそぐわないと、やり直しをさせる
- 資料など、完成度を求めすぎる
- 相談に来ると、アドバイスという名の説教をする
- 相談に来ると、アドバイスはあるが、抽象的で次の行動に移れない
認めない、褒めない(認める、褒めるマネジメント)
- 「仕事はやって当たり前」という態度を示す(感謝の意識がない)
- 節目をつくらず、次から次へと仕事を頼む
- まず、否定語から入る
- 良いところを見ず、悪いところのみ指摘する
聴かない(聴くマネジメント)
- 小言が多く、大局を見ない話が長い
- 初めは部下の話を聴いているつもりが、いつの間にか自分が話をしている
- 昔の自慢話を続ける
追い詰める(早くわかってよかったなのマネジメント)
- 早く相談に来ると、「もっと煮詰めろ」と言い、煮詰めて持って来ると「なぜもっと早く報告しない」と言う
- 難しい顔、緊張のある雰囲気で仕事をする
- 仕事は苦しいものという考えをもっている
- 忙しそうにしている(声をかけづらい)
- 「なぜ」と問い詰める
- 自分のイライラを撒き散らす
部下に関心がない(部下に関心を持ち、見守るマネジメント)
- 業績達成や業務遂行を最優先する(個人の悩み・苦しみに無関心)
- 飲み会で仕事の話しかしない
- 仕事は出来る分だけ、部下に厳しい仕事は出来るが、スキル中心
- 何か伝えようとしている相手に「要するに、結論は?」と詰める
クローズドコミュニケーション(オープンコミュニケーションマネジメント)
- 会議で誰かが発言すると、否定する。発言が少なくなると、「もっと発言しろ」と催促する
- 会議には必ず資料を用意させる
- 関係者とだけ、ひそひそ声で相談する仕事の指示や報告以外に会話をしない
「人の振り見て我が振りなおせ」、気をつけましょう。
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